ブログ更新をさぼっていた間にも、NYにちょこちょこ出かけておりました。

ホテルも直前だととても安く取れるので、思い立っては行くという感じなのですが
最近のお気に入りはこちら  というお店。

リッチな方が多いUpper West (East のほうが高級だとか、まあいくらでも言いようがあるようですが、わたしからしたら、もうどちらもとってもリッチなエリア!)にある「お肉屋さん」なのですが

ミシュランスターシェフであるApril Bloomfiled の一番新しいお店。

彼女はNYのAce Hotel内のレストランや自身のお店も持っているのですが
女性ながらにして「肉」に強いシェフ。
日本で言うところの和田さんみたいな位置づけかな?
からはお肉とか動物、というか畜産業、肉食文化への愛情みたいな優しい視線とリスペクトを感じます。
肉食やその文化を真っ向から否定してかかるVegan とは違う、動物たちへの愛情表現なのだと思う。

そんな彼女がButhcer , つまりお肉屋さんをオープンしたというから気になっていて。お肉を買うだけでなく、こちらではお食事もいただけます。

この日は息子のために自然史博物館に出かけ

 
 


その足で数ブロック歩いてお店に。
子どもの遊び(と、学び?)と、我々の美食とリサーチを両立できるなかなか良いコース!笑 


お店にはこだわりのお肉が並び ———

 
舌の肥えたご近所さんが次々に来て混雑の店内。夫もお肉を物色中。品揃えも良いです。

 


カウンターの中では細腕ながら逞しい女子がお肉をさばく。女性がきりりと立ち働く姿、見てて気持ちよいもの。背筋が伸びます。

 


1人は日系のアメリカ人女性です。
アメリカでは女性シェフの活躍も多いですが、キッチンは長時間の肉体労働なだけに、まだまだ男性上位の世界。だからきっと女性シェフのApril は女性を多く雇うんじゃないかな。やっぱり女性同士団結していかないとね!偉大な先輩は若手を育てているんだろうな。素敵です。
そもそも彼女たちも有名レストラン出身なので、グルメ誌やサイトの話題になることも。きっと彼女たちも数年後にはアメリカのHipstar Chef になることでしょう。

こんなお肉のケースがあるところでご飯だなんてまるで冷蔵庫の中で食べてるみたいでわびしいかしらと、夫を誘っておきながら、行く前ちょっと心配だったのですが
お店自体は店名と同じくゴールドを多く盛り込んでいて、こんなに可愛らしい。ここだけ見るとパリのカフェのようでしょう。

 

今の時代日本の地方だって「オシャレな店」は溢れている。
さらにオンラインで何でも見れるから、おこがましいけれどそれなりのデザインて見慣れてしまっているけれどマスキュリンで生々しいお肉やさんの光景と、可愛らしい意匠のバランスがすばらしく良くて、さすがだなと。勉強になりました。
そしてわざわざ住宅街のお肉屋さんに足を運ぶ近隣のファミリー連れのほのぼのな姿も、お店の空気を作りますね。これが実際にお店を見に行く価値かも。

 

トイレの壁紙もこんな感じ。お肉とお料理への愛情たっぷり?でかわいい。

生肉はシール状で上から貼ってあり、ゴールドの部分はペイントしてある壁紙。凝ってる!トイレでも撮影したくなります。w

 

朝とランチのメニューはとてもシンプル。

 

 

Breakfast Sandwich って余り日本ではメニューにないかもしれませんが、朝食の定番の卵、ベーコン、チーズを挟んだもの、アメリカでは定番で。
たとえるならシャケと卵焼きを入れたおにぎらずみたいな感覚かな?
シンプル過ぎて大したことないものが多いのですが、ここのは食べた瞬間に夫と おおっと声を挙げるほど美味しかった!
パン、チーズ、ベーコン、卵の全てが完璧。
メニューを絞り込んでいてお店も小さいからかな。驚くほど熱々だったから美味しさも格別!
一流シェフが作るカジュアルな味って気軽で手が届くから、最高のぜいたく。

まあ見た目はそっけなく、こんなものです。でもお味は絶品!わざわざ食べに行く価値あった!

 

 


夜はステーキなどのお料理も楽しめるそうですが、それはまたの機会に。
子連れディナーは行けるところが限られますが、こういうお店なら大丈夫でしょう。w 

多分20年ぶりに訪れた自然史博物館も、とても楽しく。
今の時代にしてはデジタル感も少なく、レトロな展示物が並びますが、それでも実際のスケールの動物たちを見るとその大きさにビックリ。何でも知ってるつもりにならずに足を運ぶことってとても大切だなと改めて。


子どもがいると行く場所が変わりますが、都度自分の古びた感性に新しい刺激があって楽しいですね。子どもにももっと色々なものを見せてあげたいし、わたしも記憶や感覚をリフレッシュしたい!

雅子