こんにちは。編集・川端です。
6月25日の20時〜は久々にインスタ読書会をやります。前回のジェーン・スーさんからガラッと変わって、今回は「松本清張スペシャル」にしますー!! 清張ラバーの皆さん、お待たせしました。(待ってない?)

『宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション』(上)、(中)、(下)  松本清張ファンとして知られ、松本清張賞の選考委員でもある宮部みゆきさんが選んだ短編傑作選。宮部みゆきさんや清張賞作家・横山秀夫さんらの解説とともに読めてお得な文庫です。


「なぜ松本清張作品は、今なお繰り返しドラマ化されるのか?」というタイトルにしようと思ったのですが、繰り返しドラマ化されるのは視聴率が取れるからに違いなく。それはひる返って、なぜ私たちは松本清張ドラマを必ず見ちゃうのか?という疑問に帰するのですね。

「いやいや私、全然興味ないから」という方もいらっしゃるでしょうが。「あの役を今回は誰がやるんだろう?」と見る見ないに関わらず、一応チェックしちゃうという人は多いのではないでしょうか。

和賀英良は中島健人くんかあ〜、とか。『砂の器』は、映画も超名作ですが、今年の3月にやった中島健人くん版を入れて過去に7回もドラマ化されており、若き天才ピアニスト和賀英良役は田村正和さん、佐藤浩市さん、中居正広さん、佐々木蔵之介さんなどが演じてきました。

『砂の器』がドラマ化最多かと思いきや、『地方紙を買う女』は9回もドラマ化されていました。すごくないですか。他にないんかいっ!
小柳ルミ子版がギリギリわかるかなあ。内田有紀さん、そして最近では広末涼子さんが地方紙を買う女役をやっていましたね。

同じく女犯人が主人公の『一年半待て』はなんと12回! 『霧の旗』が9回、『危険な斜面』8回、『ゼロの焦点』6回、『黒革の手帖』6回……最多だった1962年だけで46作品もドラマ化されたとありますから、ほんま、他にないんかいっ!!ですよね。

2019年で松本清張生誕110周年。現代版にするとさすがに無理があるやろ……スマホあるやん……とか色々あっても(そのうち『黒画面のSiri』とかにアレンジされつつ再演されるでしょうか)やっぱり物語に魅力がある、作り手にも映像化したい欲を沸かせる何かがあるには違いないのです。

そのあたりをインスタ読書会で皆さんのご意見を伺いつつ、たっぷり語り合いたいと思います。

松本清張作品は印象的なシーンと地名、場所名が結びついたものが多いのも特徴。旅先でもつい名シーン巡りをしちゃいますね。

こちらは箱根の渓流。人気女流作家の盗作疑惑、フリーライターの死を巡るミステリー『蒼い点描』で、主人公の女性編集者が作家を探しにくるところ。
こちらはかの有名な「ヤセの断崖」。『ゼロの焦点』で久子が「あんたあたしの分も生きて」と言い残して身を投げる断崖絶壁であります。

カメダ、亀田、亀嵩、蒲田……とか。

皆さんのお住いのお近くにも清張スポットがありますか。

25日の20時にお会いできたら嬉しいです〜♬
ではではまた!