顔の印象を変える一番のポイントとなるパーツは眉、というのは多くの人が知っていることだけれど、服ではどうだろう。

 

それは、ボタン。オシャレな人と話すと、ボタンにこだわっていると聞くことが少なくない。そして、ニューヨークの老舗ボタン屋といえばTender Buttons。

5月のニューヨークは半袖ではまだ寒い。特に室内では真夏だって長袖が必須。そこで、今季は何年もしまっていたけれど手放せずにいたトキメキを感じるジャケットやカーディガンのボタンを付け替えて、着ることにした。

5年前に買ったままクローゼットにしまっていた白ジャケットを京都で藍染してもらい、それに合わせてボタンも黒白のデザインに。こんなものが欲しいと伝えれば、スタッフが色々と出してくれる。自分では選ばない、いい意味で予想を裏切られるものを提案してくれるのもここへ行く楽しみ。

店を出るとき、オレンジ色のショッピングバッグでおなじみのフレンチブランドで購入してきたばかりのニットに合わせて、ボタンを選んでいるグレーヘアのマダムの姿が。オレンジのサマーニットに、煌びやかなクリスタルのボタンを首元からデコルテにかけて左右に3つずつ合わせていた。思わず声をかけたら、「ボタンを熱心に選んだ分だけその服に愛着がわき、いつまでも大切にできるのよ」と言っていた。美しい人の習慣、真似しない手はない🎶