よくない習慣でやせにくくなってしまったからだを改善して、効率よくやせるにはどうしたらよいのでしょうか。自身も20kgのダイエットに成功した著者の藤井香江さんは、「大切なのはデトックス、脂肪燃焼という2つのステップを踏むことです」とおっしゃいます。
そこでやせにくくなったからだをリセットする最初のステップ「デトックスレシピ」を紹介します。まずは、体内にたまった老廃物や毒素、有害物質をしっかり出すことからはじめましょう。


痩せられない原因を解消! 腸の浄化=デトックス編


からだに老廃物や毒素などがたまると、内臓の動きが鈍くなり、脂肪を燃焼させる力も低下します。
腸の中に老廃物がたまった状態では、腸本来の機能が果たせません。必要な栄養素が吸収されず、体調がすぐれないのも当然です。脂肪燃焼を促す栄養素を摂っても吸収されないので、何をしてもきれいにやせることはできません。
老廃物の溜まった腸の改善方法は、腸でいい便をつくる食材やデトックス効果のある栄養素を積極的に取り入れることです。
また、体内で活性酸素が過剰に発生すると、細胞組織が傷つけられ、毒素を溜め込みやすい状態になってしまします。活性酸素の働きを抑えるために、抗酸化物質(ファイトケミカル)を摂ることも大切です。

<積極的に取り入れたい食材>
◎腸内の毒素を吸着して便と一緒に排出する食物繊維
 ごぼう、れんこん、りんご、きのこ類、海藻など

◎有害物質を包み込んで体内に吸収されないようにする食材
 長ねぎ、玉ねぎ、にら、にんにくなど

◎解毒力を高める食材
 ブロッコリー、キャベツ、大根、アボカドなど

◎いい便をつくる水分、良質な油など。

私の経験では、デトックス効果の高い朝ジュースと夜スープを1週間続けると、体内の老廃物や毒素がおおかた排出されると感じています。(藤井香江さん)

朝ジュース デトックスの定番「基本のにんじんジュース」


にんじんとりんごは栄養バランスが抜群。エネルギー源となる糖質のほか、代謝に必要なビタミンやからだの機能を整えるミネラルをたっぷり含みます。この2つの食材をジュースにして飲めば、豊富な酵素の力で代謝が活発になり、蓄積された毒素や老廃物がスムーズに排出されるはず。さらにしょうがを加えれば、血行が促進され、冷えやむくみ、風邪などの症状の心配もなし!

 

 材料 
・にんじん 小1本(100g)
・りんご 1/2個(100g)
・水 50ml
・レモンの絞り汁 少々
・好みでしょうがのすりおろし 1/2かけ分(5g)

 作り方 
1.にんじん、りんごは一口大に切る。
2.しょうが以外の材料をミキサーに入れ、なめらかな液状になるまで攪拌する。
3.2を器に注ぎ、しょうがを加えて混ぜる。

◎オリーブオイルなどを少々加えると、にんじんの栄養の吸収がよくなる。

夜スープ きのこの山の精進汁


多種類のきのこのうまみが凝縮。きのこの食物繊維が腸を動かして便通を改善。

 

 材料 
・好みのきのこ類(しめじ、えのきだけ、まいたけ、なめこなど) 合わせて200g
・焼き豆腐(一口大に切る) 1/4丁
・長芋(すりおろす) 3cm(50g)
・しょうがオイル 小さじ1*

<スープ>
・かつおと昆布のだし 300ml**
・酒、しょうゆ、みりん 各小さじ1
・かぼす(輪切り) 1枚
・三つ葉 少々
・七味唐辛子 少々
*しょうがのすりおろし小さじ1/2+ごま油小さじ1で代用可。
**和風だしの素(かつお・昆布)小さじ1+水300mlで代用可。

 作り方 
1.きのこ類(なめこ以外)は石づきを取り、食べやすい大きさに分ける。
2.鍋に<スープ>の材料を入れて強火にかけ、煮立ったら、しょうがオイル、きのこ類(なめこ、えのきだけ以外)を入れ、ふたをして強めの弱火で4分ほど煮込む。
3.2に焼き豆腐、なめこ、えのきだけを加え、えのきだけがしんなりしたら、火を止めて長芋をスプーンで加える。器に盛り、かぼす、三つ葉を飾り、七味唐辛子をふりかける。

藤井 香江(フジイ カエ)

1975年生まれ。カクテル&ジュースコーディネーター、美容編集&ライター。
10代後半に、それまで続けていた激しい運動をやめたとたんに太り始め、50kgだった体重が70kgに。一念発起してダイエットを決意し、さまざまなメソッドに挑戦するも、ことごとく失敗。体調をくずしたのを機に、毎朝、フルーツや野菜の生ジュースを飲む「朝ジュースダイエット」をスタートし、半年で20kgの減量に成功。その後、「夜スープ」も本格的に取り入れ、16年間、体重・体型を維持している。
著書には『ココロとカラダにやさしい 今夜の飲みもの』(日東書院本社)、『』(主婦の友社)、『』(講談社)がある。

 


著者 藤井 香江 講談社 1200円(税別)

デトックス&脂肪燃焼 ダブル効果でやせる!
「朝ジュースダイエット」で20kgの減量に成功した著者が、朝ジュースとともに実践しているのが「夜スープ」。現代の食生活で不足しがちな野菜とフルーツの栄養を「朝ジュース」と「夜スープ」でたっぷり摂ることで、「やせやすい体質」をつくることができるのです。朝は酵素たっぷりの生ジュース。消化に負担をかけず酵素を補うジュースで排泄を促します。夜は具だくさんの野菜スープ。やせるために必要な栄養素を摂り、さらに代謝を高めます。朝ジュースには使いにくい、にんにくや赤唐辛子、ねぎ類など、脂肪燃焼効果の高い食材を摂れるのも、夜スープのメリット。朝ジュースと夜スープを両方実践することで、相乗効果によって効率よく「やせるからだ」になれるのです。何をしてもなかなかやせない、ダイエットが長続きしない、という人も、「朝ジュース×夜スープ」で、今度こそ「やせるからだ」を手に入れましょう!

『朝ジュース×夜スープダイエット』のほか、料理、ファッション、ダイエット・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。


・第1回「著者は半年で-20kg!健康的に痩せる「朝ジュース×夜スープ」ダイエット」はこちら>>

・第3回「栄養不足が痩せられない原因だった!脂肪燃焼レシピ&食材選びのコツ」は10月7日(日)公開予定です。

写真/青砥茂樹(講談社)