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デリケートゾーンの新習慣! おすすめケアアイテムをピックアップ

ミモレでも折に触れてご紹介してきた、デリケートゾーンケア。みなさんは、もう始めていらっしゃるでしょうか? デリケートゾーンを見つめ直すことは、自分の性と向き合う第一歩! ですが、「何を使えばいいかわからない」という声もたくさん頂いています。

そこで今回は、“洗う”“保湿する”など、お手入れのステップごとにケアアイテムをご紹介。肌にやさしい天然由来成分にこだわりのある、おすすめブランドのアイテムをピックアップしました。


① 洗う


アンダーヘアで隠れているとわかりにくいかもしれませんが、女性の外陰部の皮膚は“まぶたと同じくらいの薄さ”と言われています。さらに、膣内の粘膜には皮膚を保護する角質層がないそう。つまり、デリケートゾーン(膣+外陰部)は顔以上に乾燥しやすく、日々のスキンケアが欠かせない部分なのです。

デリケートゾーンに専用のソープを使うのは、洗顔にボディソープでなく洗顔料を使うのと同じこと。とりわけデリケートゾーンでは、常在菌が病原菌の侵入を防ぐバリア機能を果たしているため、バリアを正常に機能させるpHバランスが重要。膣の内部は自浄作用があるので洗う必要はありませんが、外陰部にはpHバランスに配慮した専用ソープで、やさしく撫で洗いしてあげましょう。

左:デリケートゾーンケア先進国、フランス発祥のブランドは、皮膚科学、婦人科学、バイオテクノロジーの先進技術を用いて、皮膚・粘膜・体毛それぞれにアプローチ。ジェルウォッシュはボディにも使用可能。ビタミンEが肌だけでなくアンダーヘアまで整えてくれます。希少な薬草として知られる紫蘭のエキスも配合。フレグランスのような官能的で女らしい香りもさすがの魅力。 ¥3800(税抜)/BCL
中左:元大手薬品メーカー勤務の2人のイギリス人女性が、自然成分にこだわり抜いて開発したブランド。世界最高水準のオーガニック機関SOIL ASSOCIATIONの認証を受け、現在はイギリスの病院や調剤薬局で取り扱われています。弾力のあるきめ細やかな泡タイプのソープは、肌を整えるカレンデュラと保湿力に優れたアロエベラが肌を守ります。低刺激で無香料なものをお探しの方に。 ¥2400(税抜)/アジュマ
中右:日本における植物療法の第一人者でありの著者である森田敦子さんがプロデュース。リキッドソープには、保湿効果のあるトウキ根エキス、カンゾウ葉エキスなど日本人女性に合わせた和漢エキスを配合し、レモングラスやラベンダーによる防臭効果もプラス。豊富な植物成分がバランスよくミックスされた、爽やかな香りでニオイやムレをすっきりケア。 ¥2000(税抜)/サンルイ・インターナショナル
右:デリケートゾーン専門の美容サロンから生まれたブランドは、世界一安全基準が厳しいオーガニック認証のひとつACOを取得。抗炎症、抗真菌性作用、消炎作用のあるハーブを配合して、においやかゆみ、かぶれの原因をやわらげます。安定感のあるボトルに入った泡タイプのソープは、小さなお子さんと慌ただしく入浴しているお母さんにもおすすめ。香りは3タイプから選べます。 ¥2100(税抜)/たかくら新産業
それぞれのアイテムの中身。フォームタイプは、泡立てのひと手間が省けて便利。リキッドやジェルは、泡立ち過ぎないので隅々まで丁寧に洗えそうです。


② 保湿する


ふっくらと潤ったデリケートゾーンをめざすなら、入浴後の保湿ケアも習慣にしたいもの。特にミモレ世代は、女性ホルモンの減少とともに乾燥が進行。カサカサになったデリケートゾーンは、かゆみや下着との摩擦による痛み、においや性交痛を引き起こすこともあるのです。


<ミルク・クリーム・ジェル>

お風呂上がりは、できるだけ真っ先にデリケートゾーンの保湿ケアを。外陰部に塗る保湿剤は、ローションよりもジェルやミルク、クリームが塗りやすくておすすめです。こちらも洗浄剤と同じく、pHバランスに配慮されたものを選ぶのがベター。アンダーヘアがしっかりとある場合は、より軽めのテクスチャーの方が毛に絡みにくく、べたつきも気になりにくいでしょう。

左:軽めのテクスチャーのミルクは、しっかりとヘアがある人にもおすすめ。ハチミツエキスや植物エキスがターンオーバーを整え、明るく透明感のある肌に導きます。デリケートゾーンを始め、足の付け根やヒップなど気になる箇所になじませ、マッサージすることで血行を促進。巡りのいい身体をめざします。 ¥2300(税抜)/たかくら新産業
中左:95%オーガニック由来の成分を使用。アマ種子やアロエベラの高保湿力でデリケートゾーンに潤いをもたらしてくれます。とろりとみずみずしいジェルは、肌にすっと馴染んでくれるので、塗ったあとすぐにショーツをはけるのもうれしいポイント。ややクセのあるシナモンのような香りは、好みが分かれるかも。 ¥3200(税抜)/アジュマ
中右:心身が最も不安定になる妊娠〜産後期にも安心して使える商品をめざし、医療法人グループから誕生したブランド。プルーンやニームの葉、甘草などホワイトニングと保湿成分を中心にした美容液クリームは、広範囲にも使いやすい伸びのよさで、デリケートゾーンはもちろんボディのあらゆる場所を明るく艶やかに再生。すっきりドライな印象のハーブの香りは、清潔感があって癒されます。 ¥4800(税抜)/モディッシュ
右:ブランド名のトレスマリアは、スペイン語で「3人のマリア様」の意味。母・私・娘へと伝えていきたい日本発のデリケートゾーンケアブランドとして、2017年に誕生しました。ボディミルクには、こだわりの和の成分「シャクヤクコンプレックス」や10種類の美容成分、ハニーとシアバターを配合。天然由来の淡いピンク色と滑らかなテクスチャーは、塗るだけで女性らしい気分を高めてくれそう。穏やかなハーブの香り。 ¥5000(税抜)/バルドゥッチ
ミルク、クリーム、ジェルとテクスチャーはさまざま。編集部調べでは、塗った時の感触が軽やかな順に、ピュビケア→YES→トレスマリア→ラ ファムでした。乾燥度合いを考慮しながら選んでみても。


  <オイル>

外陰部の保湿に慣れたら、次は膣のオイルマッサージに挑戦! オイルマッサージと言っても大げさに考え過ぎず、顔のお手入れ同様に“保湿→オイル”の流れをイメージすると取り入れやすいかもしれません。あまり時間を掛けたくないなら、清潔な指にオイルを垂らして膣内に入れ、膣壁をぐるりとなぞるだけでもOKだそう。時間がある時は、さらに1分ほど掛けて、膣のかたちを感じながらゆっくりとマッサージしてみましょう。オイルマッサージは、膣を潤してやわらかくするだけでなく、閉経後の多くの女性に起こると言われる膣萎縮の予防や改善にも。メーカーさんから伺った話では、実際に「膣が萎縮して指がまったく入らなくなっていた70代の方が、オイルを1本使い切る頃には指を2本も入れられるようになった」という例もあったそうです。

ただし、膣内に異物を入れるオイルマッサージでは、安全のためいくつかのポイントを押さえることも肝心。まずオイル選びはデリケートゾーン専用のものを選ぶのはもちろん、膣内に入れられるかどうかも必ず確認を。使用可能な場合でも、オイルは酸化しやすいもの。できるだけ数ヶ月以内に使い切れるよう、少なくとも2〜3日に1回くらいのペースで使用していきましょう。手は、指だけでなく爪の中まできちんと洗って。膣内はいわば唇の内側と似たような環境。爪で内部を傷つけないよう、充分に気をつけましょう。

どちらもマタニティケアのために開発されたオイルですが、膣のマッサージオイルとしても。軽やかなテクスチャーなので外陰部の保湿剤にも使えます。
主成分は、栄養価の高さで知られるモリンガ種子のオイルと保湿成分に優れたマンゴーオイル。ボディ全体に使用でき、角質層に素早く浸透して肌の柔軟性を高めます。敏感肌や年齢を重ねた肌のエイジングケアとしても活躍。 ¥6200(税抜)/モディッシュ
植物療法士の森田敦子さんが長年の研究をもとに、膣粘液と親和性の高いアンズ核油やマンゴー種子脂などをブレンド。オイルとは言え、さらりと軽やかなテクスチャーが扱いやすい。ほのかに甘く心落ち着く香り。妊娠中も使える安心処方。 ¥10000(税抜)/サンルイ・インターナショナル



③ あるとうれしい便利アイテム


最後にご紹介するのは、毎日のお手入れに加えることで、デリケートゾーンをより快適に導いてくれそうなプラスαのケアアイテム。

まずユニークなのは、デリケートゾーンを観察するための手鏡です。日本人女性は、大人でもほとんどの人が自分の性器を見たことがないと言われています。もしかしたら、自分の性器と正面から向き合えるようになると、デリケートゾーンや性への意識も変わっていくのかもしれません。何をするにも、おしゃれアイテムは私たちのモチベーションを上げるきっかけに。ケアの前後に肌状態をチェックするためにも、取り入れてみてはいかがでしょうか。

一方、ハイジーンシートとローションスプレーは、外出時の強い味方。夏の暑さや冬の暖房、生理期間やおりものが多い日など、デリケートゾーンは、日々、ムレやかゆみなどさまざまなストレスと戦っています。どちらも手軽に使えるので、仕事中のリフレッシュにも重宝。不快感の予防やエチケット対策として、ポーチにしのばせておきたいですね。

左/“見ること”を後押ししてくれるミラーは、使いやすい楕円形。最先端の銀引き製法によって対象を歪みなく映してくれるので、本来のかたちを正確に見られます。お風呂上りの日課にして。 ¥1800(税抜)/バルドゥッチ
中/外出先でムレやにおいが気になった時にひと拭き。肌を整えるハトムギエキスや保湿効果のあるゼニアオイなどが配合され、使用後は適度な爽快感でリフレッシュできます。 ¥1500(税抜)/サンルイ・インターナショナル
右/オーガニック食品とコスメに25年以上向き合ってきた、オーガニック大国ドイツ発祥のブランド。フェミニンスプレーはコンパクトなサイズが携帯に便利。デリケートゾーンを清潔にした後、よく振ってスプレーするか、コットンなどにスプレーして軽く抑えるように拭き取って。ラクトインテンシブアクティブコンプレックス(ホエイ)が肌を整え、スクワランとホホバ種子油が潤いを補います。 ¥2500(税抜)/コスメキッチン


国内外のこだわりブランドのケアアイテムをご紹介しましたが、「使ってみたい!」と思えるものは見つかりましたでしょうか? 

また、今回この記事を担当しながら、あらためて感じたことがひとつ…。それは、「デリケートゾーンケアをするなら、やはりアンダーヘアはない方がいいかも」ということです。もしも処理後の見た目が不安で脱毛を躊躇している場合があるなら、一度、数ヶ月で毛が再生するブラジリアンワックスで「ヘアのない状態」を体験されてみるといいかもしれません。すでに体験済みの方はご存知だと思いますが、ブラジリアンワックス後のデリケートゾーンは、赤ちゃんの肌にも負けないくらいのうっとりすべすべ状態に(理由は、ワックスをはがす時に皮膚表面の古い角質層も取り去るからだとか)。未体験であれば、それを味わうだけでもちょっとした感動を得られそうですが、ぜひ、その滑らかなデリケートゾーンで、ケアの効果を実感されてみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ先】
サンルイ・インターナッショナル tel. 0120-550-626
コスメキッチン tel. 03-5774-5565
BCLお客様相談室 tel. 0120-303-820
アジュマ tel. 0120-953-129
たかくら新産業 tel. 0120-828-290
モディッシュ tel. 03-5488-7890
バルドゥッチ tel. 03-6804-8744

 

ライター 村上 治子

1973年生まれ。大学卒業後、アパレル商社、広告制作会社を経てフリーライターに。主にファッションと占いの記事を執筆。今後は、更年期や閉経後の性のことについても探っていきます。興味があるのは「女性らしさ」や「コミュニケーションとしてのセックス」。趣味はかれこれ10年習っているフラ。夫と思春期の息子がいます。


取材・文/村上治子
撮影・構成/片岡千晶(編集部)


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