累計12万部を超えた大ヒットから5年、待望の2冊目となるファッション本を出版した人気エディター三尋木奈保さん。40代半ばとなった三尋木さんが40代になって更新したという新しいおしゃれのルールを短期集中連載でお届けします。


“化繊素材„ のツヤ、とろみ効果を借りて、
女っぽさを意識するようになりました

大好きなテラコッタ色の化繊のブラウス。コットンにはない、きちんと感や華やかさも魅力です。適度な厚みと上品なツヤ、あとはシルエットがきれいなものを選ぶのが、化繊素材を大人スタイルに導くコツです。 ブラウス/マルティニーク パンツ/ジョゼフ ネックレス/ウェンディ ミンク  バングル/ロペ ブレスレット/ティファニー

40代になってからの私のいちばんの大きな変化は「化繊の服」を着るようになったこと。
「化繊」とは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維をさします。服のタグを見ると素材表記がありますよね。
 
化繊素材特有の「ツヤ」や「とろみ」が、今欲しい「女っぽさ」を効果的に表現してくれるんです。
年齢を重ねると、どうしても肌のハリやツヤが衰えてきますよね……。化繊の服が、足りなくなったものを補ってくれる、というわけです。
 
実は私、30代までは化繊素材を毛嫌いしていた節がありました。なんだか安っぽい、ペラペラしている…という気持ちがあって。愛用していたのは春夏ならコットンか麻、秋冬ならウールかカシミアと、「天然素材」の服だけ。服がシンプルだから素材はいいものを選びたい、というこだわりも強かったのです。
 
ところが40代を迎えてから、天然素材の服だけを着ていると、ときに印象が鈍って見えることに気づきました。

天然素材ならではのナチュラルさが、年齢に追いつかない、とでもいうのでしょうか…。妙にほっこり、あか抜けないと感じることも多くなって。

そんなとき、ふと化繊の服を試してみたら、表情がぱっと冴えて見えたんです。今どきの女っぽさが簡単に手に入ったような。あぁ、食わず嫌いは損をするなぁ、と素直に認めて、「天然素材至上主義」は返上しました。

ここ数年で、安っぽくない「いい化繊」が劇的に増えたのも支持する理由。ハリ感やとろみが服の形をきれいにキープしてくれて、シワも気になりにくく、つるんとした表情が着やせにもつながります。今やすっかり、化繊の服に頼っている私です。

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・「【三尋木奈保さん短期集中連載③】“きちんと女らしい”を目ざしたい日は、「小ぶりバッグ」に頼ってみる」はこちら>>

三尋木 奈保

大学卒業後、メーカー勤務を経て雑誌『Oggi』のエディターに。2013年に出版したは12万部のロングセラー。現在は雑誌編集のほか、アパレルメーカーとつくるコラボ商品も毎回大人気で売り切れ続出。神奈川県・横浜出身。

 

〜新刊情報〜

三尋木奈保 著 小学館 刊 ¥1500(税別)

三尋木さん自身が40代を迎えてこれまでの服が似合わなくなったという、ミモレで言うまさに「おしゃれ更年期」を体験。そんななかで今の自分に似合う服ってなんだろうを丁寧に見つめ直した洋服選びのルールをまとめた1冊。きちんと見えて心地よくいられるリアルで上品なコーディネートが満載です!


~三尋木奈保さん ミモレ独占インタビュー決定!~
ミモレ読者の方から「三尋木さんに登場してほしい」というリクエストを多数いただいておりました。ようやく実現! 三尋木さんに聞いてみたいこと、教えてもらいたいことを大募集いたします。40代になって手放したもの、狙っているものなどのおしゃれのこと、キャリアのこと、それ以外も……!? 下記の「応募するボタン」よりご投稿ください。

※応募締切:3月10日~11:59まで


撮影/嶋野旭(人物)、佐藤彩(静物)
ヘア&メイク/神戸春美 編集/佐藤明美(小学館)
編集協力/高橋香奈子