皆さま、こんにちは。

1994年に制作された「プリシラ」(原題:The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert)を覚えていらっしゃる方、いらっしゃいますか?

3人のドラッグ・クイーンが主人公で、オーストラリアのシドニーからアリス・スプリングスまでをバスに乗って旅する映画です。オーストラリアきってのイケメン俳優ガイ・ピアーズが、おしゃべりなフェリシア役として出演したことで、一気に人気俳優の仲間入りをしました。(ちなみに、ガイ・ピアーズはメルボルンから1時間のところにある、Geelongという街の出身です。)

メルボルン市内にある由緒正しい劇場「リージェント・シアター」で上演されています。

この映画のミュージカルがオーストラリアで凱旋上演されるということで、さっそく行ってきました!ミュージカルはすでに10年前からブロードウェイ、ロンドンのウエストエンド、2016年には日本でも上演されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

最初からネタばれ覚悟で言いますが、これ、ものすごく楽しいミュージカルです!ミュージカルは年に数本見に行きますが、近年見た中で最も観客が盛り上がっていました。

こんなにピンクに飾られていますが、この劇場は1929年に建てられた歴史ある劇場です。入口や内部の装飾も凝っています。

観客の年齢は高め、白髪のおじいちゃん、おばあちゃんのカップルや、中年グループの方も多いので、こんなにノリノリになるとは・・・・私たちの前に座った50代女性の3人組は、もう1曲目から、立ってこそいませんが、ぐるんぐるん腕を回して踊ってました。

 
こちらが正面を入ったところにあるロビー。ヨーロッパに来た気分になっていますが、見るのは「プリシラ」というこのギャップ!

曲は往年の大ヒット曲がぎっしり詰まった中に、ドラッグクイーンたちのウィットに富んだ、セクシャルでぎりぎりのジョークが満載!完全にオージーアクセントで、オーストラリア独特のジョークもあり、私は「?????」という場面もありましたが、英語が分からなくても十分楽しめます。

初めから終わりまでオーストラリア。フェリシア役の俳優さんが、映画の中のガイピアーズの話し方、振舞いを完全にマスターしていて、「あれは本人なのでは・・・」と思うほどでした。

こんなドラッグクイーン衣装で、ほぼ全曲踊ります。楽しいはずです。©Priscilla-Queen of the Desert

そして、最後の「I Will Survive」の曲で、劇場はクライマックスに。生のバンド演奏に合わせて観客は全員総立ちで、老若男女が踊る踊る!最後までスタンディングオベーションが止まず、また一つ「オーストラリア流人生の楽しみ方」を感じた夜でした。

この日は満席。メルボルンの劇場では、上演中もプラスチックのカップでシャンパンやワインを飲みながら鑑賞できます。盛り上がるわけですね。笑

メルボルンは4月29日が最終日、5月にはシドニー、8月アデレード、9月はブリスベンで上演が決まっています。この期間にオーストラリアにいらっしゃる方がいましたら、このミュージカルでオーストラリアを満喫して下さい。滞在中ずっと「I will Survive 」が頭の中に流れ続け、全てがドラマチックに感じるかもしれません。

I will survive
Oh, as long as I know how to love I know I'll stay alive
I've got all my life to live
I've got all my love to give
And I'll survive
I will survive, hey, hey

私はこの曲をかけて、これから部屋のお掃除を・・(涙)

それでは皆様、Have a good day!

 

「Priscilla - Queen of the Desert」

https://priscillathemusical.com.au